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原田藍子

<8月16日>

夜行で到着したので、集合時間まで難波をぶらぶら。

マクドナルドで時間を潰していました。宮本先生が日々マックで人間観察しているのを思い出し、耳をそばだてつつ。

集合後、道頓堀をヅカヅカと皆で進み、さっそく記念撮影。

 

先生から教えていただいたタコ焼き屋さんへ。専門店でタコ焼きを食べるのは初めてだったので、わくわくでした。食欲全開でほおばりました。

タコ焼き後ワッハ上方で先生と合流、演芸資料館を見る。

資料館の経営体制の問題についての先生の解説をふまえて一連の展示を眺めていると、何とも言えない気持ちになりました。でも、ブースでちゃっかり横山やすしきよしの漫才を聴けて嬉しかったです。

その後、電車で移動。

国立国際美術館へ。「リアル・ジャパネスク」展。30分程の見学時間の中で、焦りつつも鑑賞。かたくるしいことは考えず、先生も解説してくださった通り、感覚をたよりに作品と向き合ってみることが、現代美術を楽しむコツなんだなあと実感しました。面白いと思った作品を前にして何故か笑いが止まらなくなったり、メモをとったり。無意識が楽しい時間でした。気になったアーティストさんのことを帰ってから調べたり、YouTubeで動画検索したりしました。今回の見学をきっかけに、現代美術に抵抗が無くなり、興味がわきました。

 

西日がじりじりとして、体力が段々とうばわれる中、通天閣へ。

そのまえに、みんなで串カツをたべる。ここでも食欲全開。

  

 

通天閣は、あんなに並んで入場を待つものだとは思いませんでした。

でも、記念撮影の誘導をしてくれたお兄さんが面白すぎました。

 

     

↑チケット販売所の上にあった看板。   

 

 

 

 

新世界は、全体的に派手で、派手すぎて、圧倒されました。

誰かが「趣味の悪い秋葉原みたいだね」と言っていた。秋葉原については国際日本学部の学生として色々思うところがありますが省略。

 

 

 

<8月17日>

6時頃起床。ひそかに楽しみにしていたうどん屋さん「つるとんてん」での朝食。

美味でした。早起きは三文の得。

一行京都へむかう。

京都国際漫画ミュージアム。歴史ある建物の雰囲気に、展示がうまーく馴染んでいて

温かみのある、居心地のいい場所だなあと思いました。絵本コーナーは小学生までの子どもとその同伴者しか入れなかったので残念。いつかちびっこと共に再訪すると決めた。

 

太秦映画村。時代劇のセットだけかと思いきや

特撮ヒーローとかプリキュアとかドレミちゃんの展示も見ることができた。

記念撮影時のポーズへの先生からの注文レベルが段々上がっていくのが気になりはじめた。

とにかく暑さでへとへとになり、ベンチでうたた寝する始末でした。

バスで四条に移動。京都の旅はまだまだこれから。

四条は個人的に何回か来たことがあったので、いわゆる京都らしい和の雰囲気はもういいや。ということで、また違った一面を見つけられたらなあと思いつつ

石田さんとともにどんどんメインストリートから外れていくと

こんな通りが。

 

   

 

 

ここ中野じゃ?みたいな「新京極通り」。いかにも歴史のありそうな、履物、傘、怪しげな漢方薬などの専門店がちょくちょくありつつ

アニメイトやらヴィレヴァンやらもひしめいていて

 

東京の色んな街をぎゅっと凝縮したような魅力的な通りでした。東京では出不精な私でも買い物しやすい、パラダイスでした。しっかり甘味も頂いて

大満足で京都終了。

 

 

<8月18日>

6時半頃起床。喫茶店で朝食をとろうと思い、仕事帰りであろうお兄さんお姉さんがぽつぽついらっしゃる大通りを散策。無事シナモントーストとコーヒーにありつく。

兵庫へ移動。宝塚歌劇の街を歩く。整備された街並みがきれい。

手塚治虫記念館へ。

手塚さんの年表みたいな展示を眺めながら、

子供のころからの興味、関心ごとが、大人になってなにかを創りだすときこんなにも繋がりを持ってくるんだなあと思いました。

特別展示のエヴァ展。基礎知識がない自分でもとても楽しめました。

見学後、街を橋の上から眺め、宝塚大劇場へ。展示されていた、タカラジェンヌたちの稽古での集合写真が気になりました。皆小顔。整ってる。写真から美人要素を吸い取れるわけでもないのに、ずっと見ていた。

そのあと、神戸ファッション美術館へ電車移動…

していたら、気付いたら電車にはゼミ生は私ひとり。乗り過ごしました。

車窓を眺めていたのがいけなかった。この件は本当に申し訳なかったです…

焦って連絡し、まさかの三宮でひとり乗り換え、電車とモノレールで合流しました。

長い旅だった。

美術館に到着。私は中野先生の「ファッション文化史」を受講していたので、まさに授業で取り上げられていたお洋服の本物を見ることができて本当に嬉しかったです。

フリフリのドレスや、歴史あるブランドの洋服たちに囲まれ幸せでした。中でも60年代のファッションは本当に可愛いなあと改めて思いました。

 

特別展示の「セレブの肖像」。

格好いい写真ばかりで、酔ってしまいました。撮る側と撮られる側両方の気迫が感じられるようでお腹いっぱいになりました。上階の図書館、もっと長く居たかったです。

こんな層に向けたファッション雑誌があったんだ?というくらいたくさんの見たこともない雑誌類や貴重そうな重たい本まで。本を閲覧している人たちもみんなお洒落で、ずっと通って観察していたかったです。

 

夕方になり三宮へ移動。フィールドワーク。

洋館が見たいと思い、ガイドブックを片手に散策開始。

ところが、地図がまるっきし読めない私は北野の異人館方面と元町の旧居留地を勘違い。

元町(銀座か有楽町みたいでした)の端っこまで歩いた後になってそれに気付き、三宮駅前へ横断するようにして、ずかずかと北野まで坂を上っていきました。

 

  

 ↑途中で、恒例のヴィレヴァン巡礼。

 そうこうしているうちに異人館の多くは閉館してしまっていたので、外観と雰囲気だけ見てまた坂を下り、三宮駅前の繁華街をぶらぶらする。京都にも三宮にも、どこの街へいってもだいたい裏道はあんな感じこんな感じの雰囲気なんだなあと思ったりしつつ、

集合場所を見失ってまたあせりつつ、楽しめました。

 

難波へ戻ってから、懇親会まで少し時間がありました。

お腹が空いていたので、旅館近くのタコ焼き屋台へ。

そこのタコ焼きにかけるのは醤油。

夜の難波×タコ焼き×屋台

の雰囲気にわくわくしながら食べました。

懇親会でぐだぐだしつつ就寝。

 

<8月19日>

前日遅くまで起きていたせいでギリギリの起床。

部屋を大急ぎで片付けながら、もう最終日かと思うと惜しくなる。

「森野サンプル」へ出発。じりじり暑い。静かな住宅街を歩いて到着。

お店の中にはちびっこがいっぱい。一緒に説明を聞く。説明して下さった方の関西弁に聞き入ってしまった。

  

つくったケーキ。

東京へ帰宅後冷蔵庫に入れて家族を試したら見事に引っかかった。フォークでつついて食べようとしていた。

何でもない日に私がケーキ1ホールなんて買ってくる訳がない!

 

難波に戻って、解散。

楽しみにしていた「千房」での昼食。

お好み焼きは勿論おいしく、何枚でも食べられそうだった。(学割があって感激しました)

もうひとつ、おいしかったのがセットで注文した飲み物。

 

   

 

サイダーと紅茶を混ぜたものでした!意外すぎる。でも美味でした。

 

これで本当にゼミの皆さんとはお別れ。

夜行までたっぷり時間があったので、一緒に帰京する中尾さんと一緒に

三宮で半日散策しました。異人館、モスク、お店めぐり、紅茶屋さんなどなど。

           

 

  

 

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