堀込一菜 8月16日〜19日にかけて行われたゼミ合宿、私の感想は、とにかく暑かった!そして、すごく楽しかった!です。小学生みたいですね(笑) 天候に恵まれすぎていて、3日目を除いてはかんかん照りの真夏日でした。おかげさまで、毎日日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、きれいな半袖焼けができました。
【1日目 大阪】 ○道頓堀
道頓堀の賑わいは有名なのでいまさら言うまでもないですが、一言で表現するならガチャガチャしていました。各店舗の看板や建構え、BGM、呼び込みなど全ての主張が強くて、だけどそれら全てが一つとなってこの街を作っているという感じでした。 初日のお昼は「大たこ」のたこ焼きでした。
大たこ10個入りを2つと焼きそばを4人で分けたのですが、たこ焼きはもちろんのこと、焼きそばも太麺で味が濃くてとっても美味しかったです!
○ワッハ上方 たこ焼きを食べた後は、笑いの資料館「ワッハ上方」へ向かいました。
思っていたより小規模でしたが、横山やすしさん、西川きよしさんなどの昔の漫才の映像が自由に見れたりと、貴重な資料が凝縮されていました。ラジオやテレビの普及とともに変化していったお笑いの形態や、その時代ごとに活躍された芸人さんが写真と共に紹介されていて、現在のお笑いブームの軌跡をたどることができてすごく面白かったです。また、十何年ぶりに紙芝居に触れられたのも感激でした。
○国立国際美術館「リアル・ジャパネスク−世界の中の日本現代美術−」展
一般に人間が感じる「美しい」という感性は、実は外から植えつけられたものかもしれないという考えから、固定観念や先入観を捨て、自分が思う「美」を追求したのが現代美術だそうです。なので、一般的にはとても「美しい」とは言い難いような不思議な作品ばかりでした。しかし、それではなぜ自分はきれいな絵を見て「美しい」と感じるのか、その感覚は本当に本来私が持っていたものなのか、そもそも「美しい」ってどういうことなのか、と考えていくと、なんだか訳が分からなくなりそうです…。ともあれ、日常生活では絶対に出会うことのないような斬新な作品、世界観を味わうことができ、貴重な体験でした。
○新世界&通天閣
その後は新世界へ移動し、ゼミ生みんなで串カツを食べました。仲良し! わいわい楽しんだ後は、夜のライトアップがきれいな通天閣へ。時代を感じるノスタルジックなタワーです。東京タワーと設計者が同じなのですが、通天閣は大阪、東京タワーは東京にしかなじめないと思う程、その街と一体化しているところが改めて素晴らしいと思いました。
【2日目 京都】 ○京都国際漫画ミュージアム 京都に着いてまず向かった場所は「京都国際マンガミュージアム」です!その昔は龍池小学校という小学校だったそうです。リノベーションによってこんなにきれいな施設になっていますが、館内には当時のままの階段や廊下、校長室も残されていてすごくレトロで優しい印象でした。ミュージアム自体は、マンガに関する博物館と図書館の二つの役割を持ったとても斬新な内容で、そんな新しい施設を古い小学校と融合させることで、マンガ好きの方だけではなく、地域の人も気軽に親しめる空間になっていました。すごく素敵な街づくりだなぁ、こんな街に住みたいなぁとうらやましくなりました!
○太秦映画村
施設の中は東映のアニメや戦隊ものの等身大フィギュアなど、ファンにはたまらない展示がたくさんありました。もちろんファンじゃなくても楽しめましたが! 外は広い村が再現されていて、中には忍者屋敷やお化け屋敷もありました。まさに時代劇 の中の世界でもっと隅々まで散策したかったのですが、暑さに負けてしまい、自由時間は館内にこもってしまいました… そしてこの映画村、実は先日見た映画『るろうに剣心』の撮影でも使われたそうです!ずいぶん似ている景色だったので調べてみたところ、やはりそうでした!この映画ものすごく良かったので、なおさらもっとしっかり散策しておけばよかったと後悔しています><
ちなみにこの日の夜は四条河原町のフィールドワークで、私たちは先斗町でおばんざいを食べながらガールズトークをしました♪
【3日目 神戸】 神戸に行くのは人生初だったため、実は4日間の中で一番楽しみにしていたのです!
○手塚治虫記念館 宝塚に降り立った私たちは、宝塚劇場を通り越してまずは手塚治虫記念館へ行きました。 入口には大きな「火の鳥」のオブジェがあり、館内には手塚作品のキャラクターがデザインされたステンドガラスもあり、それらを見ているだけでもわくわくしました。手塚治虫の生涯の軌跡を追った展示は、ほぼすべて見落とさずに見た気がします! 二階では「エヴァンゲリオン」の特別展が開かれていて、恥ずかしながら「エヴァンゲリオン」に関してほぼ無知な私は、少しでも作品の世界観を感じるためにひたすら上映されているアニメを見ていました。
○宝塚大劇場 手塚治虫記念館から宝塚大劇場は歩いて5分ほどの距離でした。 ここまできたなら公演が見たい!と思いましたが、もちろん見ることはできず、劇場内のプチミュージアムを見学しました。プチミュージアムといってもすごく充実していて、本番で使われた小道具や歴代スターの写真が展示されており、飽きずにまわることができま した。小道具と共に写真を撮ったり、過去の作品をまとめた映像を見たりして、公演は見られなくても大満足でした!館内は宝塚のファンであろう奥様方がたくさんいて、なんともいえない雰囲気でした。
○神戸ファッション美術館 電車とバスを乗り継いで神戸市の「六甲アイランド」という島にある都市に行きました。東京でいうお台場や豊洲といった埋め立て地の街のような場所ですが、たくさんのマンションが建っており、学校もちゃんとあり、生活感のある都市でした。 そしてこの巨大なモチーフの建物の中にファッション美術館があります。
私たちは「セレブの肖像−ケヴィン・ウエスティンバーグの視線−」という展示を見たのですが、たくさんの有名アーティストやモデルの方の貴重な写真が展示されていて、どれもかっこよかったです!日本人だと、栗山千明さんやEXILEやGLAYの方々の写真がありました。また、この美術館には図書館も併設されていて、ファッションに関わる文献を自由に見ることができました。そこでは大好きなオードリーヘップバーンの写真集を何冊も見ることができて、幸せでした!
夜のフィールドワークでは、元町の異人館を見て周りました。横浜の元町とも雰囲気が似ていて、当時使われていた西洋風の建物が数多く残されていてとてもお洒落な街でした。時間的にゆっくり見ることはできなかったので、もう一度訪れて今度はゆっくり周りたいと思う程素敵な場所でした。
【4日目 大阪】
○森野サンプル あっという間に最終日を迎えてしまいました!若干身体の疲れはたまっていましたが、まずは電車に乗って食品サンプルの製作体験ができる「森野サンプル」という工場へ。
入ってみると子連れの家族の方がほとんどだったため、少しアウェイな気がしました。しかし実際にサンプルを作ってみると想像以上に楽しくて、かなり真剣になってしまいました。事前にケーキかパフェどちらかを選べて私はケーキにしたのですが、パフェの方が若干難しそうだった気がします。ともあれ、自分が作ったサンプルはものすごく愛着が湧くものなんですね!東京帰る途中、壊れていないか何度も確認してしまいました(笑)
旅の締めくくりは「千坊本店」というお店でお好み焼きを食べました。 これ、おそらく4日間で食べたもののなかで一番おいしかったです!! 店員さんが高い位置からマヨネーズをかけてきれいな模様を作ってくれたのも嬉しかったですし、ボリュームも満点で、サービスまでして下さり、もう東京でお好み焼き食べれない!と思う程でした!
正直このゼミ合宿に行く前は、3泊4日って長いなと思っていたのですが、毎日楽しくて本当にあっという間に終わってしまいました。こんなに好奇心をくすぐられた4日間は今までになかったのではないかと思えた合宿でした。 |