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石田菜名子

8月16日この日はたしか朝4:30起きでした。新幹線でひたすら寝て、10時ごろ大阪へ。集合場所の宿周辺で第一ゼミ生発見。ゼミ長さんでした。その後たこ焼き屋さんでたこ焼きとデラックスの焼きそばを食べたり、お笑いの博物館に行ったら近くにNMB48の劇場があってへーって思ったり、美術館に行って兎とそれを見ているおじさんの作品がなんか面白いなぁって思ったりしたのですが、この日一番印象的だったのはその後の串カツと通天閣です。自由行動の時間にゼミの皆さんと串カツ屋さんに行きました。美味しかったです。スタンダードなメニューは。イレギュラーなメニューにもいくつかトライしてみました。シュークリーム串カツとかアイスクリーム串カツとか。写真はシュークリーム串カツだったと思います。味は…何でも串カツにすれば良いってもんでもないんだなって思いました。

通天閣は登ったら予想外に高くて下を見下ろすのがすごく恐かったです。高所恐怖症なわけではないはずなのですが。とりあえず私は地上が好きだと思いました。

8月17日 5:30に起床して朝飯を求めて宿周辺を徘徊していたら、日本人じゃない人に声かけられたりとか色々ありました。なんだかんだで結局宿の真ん前のうどん屋さんできつねうどん。どんぶりとかお揚げとか、色々巨大で面白かったです。その後出発時間までまだ余裕があって、二駅先までひたすら歩いたりとかしていました。

この日みんなで最初に行ったマンガミュージアムでは奥の方でひっそりと杉井ギサブローさんの特別展をやっていて、アニメ版のタッチに関する資料なんかもいくつか展示してあって、私は食い付くようにそれらを見ていました。次に行ったのは映画村です。特撮のコーナーではテンションが異常に高まりました。歴代の仮面ライダーさん達にお会いすることが出来て本当に本当に幸せでした。やっぱり電王のソードフォームはイケメンだと思いました。この話題は書き出すと止まらないのでこの辺にしときます。自由行動の時間には一人で再びアニメ館に行ってアニメの制作過程の展示を見直したり、ちびっ子たちがいないタイミングを見計らって写真のようなトレーシングの体験を黙々としたりしていました。楽しかった。写真はその時にかいたねずみ男さん。

その後は四条河原町近辺で自由行動。ハラダさんと新京極へ。ここが一番面白い場所でした。オタク向けなお店が意外と多くて、中野のブロードウェーに近いものを感じました。写真のような突っ込みどころ満載のお店なんかも多くて、買い物しなくても歩いているだけでかなり楽しめる場所です。現代的なお店と、老舗っぽい古ーいお店がいい感じに共存しています。

8月18日 5:00起床。前日同様宿周辺を徘徊しました。いいことも恐いこともあったけどここでは省略。午前中はまず手塚治虫記念館へ。常設展の解説ボードに書かれた文字数がどれもハンパなく多くて読むのがちょっと大変でした。記念館で上映されている短編アニメが観られなかったのが心残り。絶対リベンジします。その後宝塚歌劇場へ向かう途中で宝塚ジェンヌさんらしきお方を発見。むっちゃいい香りがしました。何故だ。歌劇場ではゼミの皆さんはバシバシ写真撮影をされていたので私は写らないように終始過去の公演映像とかを見ていました。ああいうの見ていると生で観たくなりますね。一番安い席で良いから近々ちゃんとチケット取って見に行こうと決意しました。午後は神戸のファッションミュージアムです。着いて早々にミュージアムの周りでコスプレの撮影会をしていたのを見つけて凝視してしまいました。そういえばコスプレもファッションの一種なのかなぁって思ってミュージアム内の図書館でコスプレ系の本があるかちょっと調べてみたのですが、ゴスロリ系の雑誌や書籍はいくつか見つかったものの、コスプレ専門誌はなさそうで少し残念でした。その後三宮で自由行動。一人でふらふらして迷子になって、気付いたら中華街に出ていました。豚まんを片手に散策。でも豚まん以外にはここでお金を使いませんでした。

8月19日

最終日。この日は7:00頃起床。前夜の飲み会のせいかみんな起きなさすぎて心配になりました。食品サンプル作りをしました。私はパフェ派です。いちごっぽい赤、メロンぽい緑、チョコっぽい茶色の3種類のソースから一つ選べます。食べるなら絶対チョコだけど観賞用ということを考慮して緑を選択しました。きれいに果物を乗せるって難しいですね。

作品を乾かしている時に訳アリ食品サンプルのプチバーゲンがありました。この時の人の群がり具合が傍から見ていて一番大阪っぽい光景だと私は感じました。

以上が私が個人的にゼミ旅行中に感じたことです。他にもかなり色々なエピソードがありましたが、とりあえずここでは特に印象的だった出来事を書きました。

行く前は正直そんなに乗り気ではなかった、むしろ色々心配だったのですが、行ってみたら思ったより面白かったというのが素直な感想です。