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 中尾琴美
 
旅行に行く前に、まず私は上の「旅のしおり」をいそいそと制作しました。
旅行と言えば、やっぱり「しおり」かな!と思い、せっかく行くなら旅行気分を満喫しようという意気込みの表れです。意気込みの表れなので、あまり役には立ちませんでした。
 
 
ですが、しおりの一番初めのページに書いた、「旅のテーマ…全力で楽しむ(*^ワ^*)」は完遂出来た、楽しく勉強しつつ観光も全力で楽しめた、すてきな旅行になったと思います。
長くなりすぎてしまいそうなので、印象的な出来事と観光ポイントについて書いていきたいと思います。
 
 
0日目と1日目
タイムスケジュールはしおりの通りです。 
 
日程
 
 
0日目ですが、私と原田さんは夜行バスで大阪へ向かったため、前日の夜に新宿を出発しました。一人で初夜行バスに乗るのは不安を感じていたので、原田さんが一緒に行ってくれて良かったです。ゴロゴロ旅行鞄を引きずり、駅から30分も歩いてやっとバスに乗れました。
バスに乗っている間は、ひそひそ声でおしゃべりしていました(周囲の方ごめんなさい)が、原田さんがたくさん私の趣味について話を振ってくれたり、お互いの事をたくさんお話出来た楽しい時間でした。
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難波駅に着いた後、サンマルクカフェで優雅に朝食を済ませ、マックや高島屋であれこれ過ごし、旅館へ向かいました。
途中、向こうから「旅行?道分かる?」とちょっとワイルドなおじさんが親切にしてくださったり、自転車に乗った若いお兄さんが話しかけてくれたりと、旅行客への大阪府民の優しさを感じる道中でした。
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『お昼ご飯@道頓堀本家大たこ』
大阪に来て初のたこやきでしたが、あっさりしたお味で、お座敷でゆったりしながらおいしくいただきました。
中西さんに分けてもらった焼きそばもおいしかったです。
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『上方演芸資料館見学』
演芸はあまりなじみがない…と、すこし不安に思いつつ入ったのですが、予想以上に楽しい見学でした。
展示物よりも写真ブースではしゃいでしまったのですが、適性診断の機械、皿屋敷のビデオもおもしろかったです。
 
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『リアル・ジャパネスク展見学@国立国際美術館』
建物がまず独特な形で、設計した人はおもしろいなと思いました。まさか地下に館内があるとは思わなかったので、驚きました。大阪、地下、と聞くと、先日観た「プリンセス トヨトミ」をぼんやり思い出しました。
 
展示内容は、館内をさくさく見て行ったにもかかわらず、印象に残る作品ばかりでした。一番作品について考えたのは、物に何か食べさせたり、お風呂に入れてあげたりする作品でした。そこに食べ物入れるの?!のせるの?!と生理的に受け付けられなくて、でもこれは意図があってやっているんだろうな、とか作品について色々考えさせられました。自分で解釈するのもおもしろいのですが、この作品に関してはぜひ作者の考えを聞きたいです。
見学中に先生から聞いた、現代美術についての説明が分かりやすくて、作品について考えるヒントになりました。
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『フィールドワーク@新世界』
中西さんのお母さんおススメのお店で、串カツを食べましたが、本当に本当においしかったです!串カツを侮っていました。熱々のヤングコーンが素晴らしくおいしかったです!
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そのあとは石田さんと商店街をブラブラして、キン肉マンのキャラクターの等身大?フィギュアと戯れていました。
通天閣からの眺めも、大阪来たんだな…と実感して楽しかったです。
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2日目@京都
『京都国際漫画ミュージアム』
駅からほど近い、広々としたかわいらしい所でした。お名前をメモし忘れてしまったのですが、館内の説明をしていただきながらぐるっと一周し、書庫にも入れていただいて見学できて楽しかったです。
印象に残っているのが、様々な作家さんの手の塑像と色紙のコーナーです。説明してくださった時、「これは十二国記の山田さん…」といったお話をされていて、「…みんな知らないかな…」とおっしゃっていたのですが、私は後ろの方で十二国記陽子陽子陽子楽俊楽俊!!!!!あれはBeast of Eastのイラストなのかな?すごい!生山田さんイラスト!と大興奮していました。16歳になっても何も起こりませんでしたが…。
バカボンの実験的な漫画についての展示コーナーもおもしろかったです。バカボンはパロディやCMに使われていたりして普段から目にはしていますが、なかなか漫画を手に取ることがなかったので、読んでみたい!と思うきっかけになりました。読者のイラストで漫画を描いてる回はどこなのでしょうか。
建物もとてもきれいで、懐かしいにおいと、私の知る学校とはかけ離れたおしゃれな構造に驚きつつ、あちこち覗けて楽しかったです。
少しだけ見た紙芝居のこと、壁一面に並ぶ漫画、カフェの壁にあるイラスト、どれも初めて見るものでとてもわくわくできたミュージアムでした。
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『太秦映画村』
時代劇にも使われる建物も見て回っていておもしろかったのですが、その前にみた展示物見学が楽しかったです。
楽しかったのが写真からもよく伝わるのではないかと思います。
外は本当に暑くて、自由行動になった後少ししてから館内に避難しました。
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『フィールドワーク@四条河原』
私がついていったグループは、おばんざいなど京都っぽい食べ物を、と移動していました。中西さんが京都の大学に通うお友達に連絡してくれてお店を調べてくれたのですが、そこで知った「祇園きなな」というアイス屋さんに私はどうしても行きたくなってしまい、申し訳なかったのですがみんなと分かれて一人で食べに行きました。
雰囲気も落ち着いた可愛らしいお店で、アイスもとてもおいしく、サービスのほうじ茶で冷えた身体もあたたまって大満足でした。行けて本当に良かったです。
    
その後中西さんと小林さんと佐藤さんと堀込さんが居るお店に移動して、夕飯を食べて、中西さんと鴨川で語らってフィールドワークは終了しました。
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3日目@神戸
       
『宝塚市立手塚治虫記念館見学』
入口から手塚さんのキャラクターがそこかしこに居て、券売機までかわいい所でした。
手塚さんの幼少期から沢山の資料が展示されていて、ひとつひとつが読みごたえがあり、上の階にあったエヴァンゲリオンの展示も含めて見ごたえのある記念館でした。
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『宝塚大劇場とSalan de Takarazuka見学』
衣装展示、なりきり宝塚撮影会、一度観劇に行ったことのある安蘭けいさんの手形、歴代トップスターの顔写真など、宝塚気分が満喫できたミュージアムでした。
歴代トップスターの写真を見ているときに、私はこの人好み、と言いながら見ていたのがおもしろかったです。
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『セレブの肖像-ケヴィン・ウエステンバーグの視線-@神戸ファッション美術館』
一番印象的だったのが、みんなで建物の前で記念撮影をしている後ろでコスプレイヤーさん達が撮影会をしていたことでした…。
展示内容は、あまり私が知っているセレブが居なくて、この人はこんな顔だったのか、というラインからスタートして見学していました。もう少し予備知識があれば…。
隣にあった、常設展示もじっくり見ることができました。民族衣装、フランスの女性の衣装変遷が興味深く、中野先生が授業で行っていた通りだ…!と、こちらは予備知識が役に立ったので、勉強して良かったなと思いました。
 
上の階にあった図書室では、時間を忘れて本を読んでいました。そのせいで携帯をチェックし忘れて変更した集合時間に遅刻してしまいました…。
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『フィールドワーク@三宮』
中西さん、堀込さん、小林さん、佐藤さんと異人館の方へ行きました。
時間が遅めだったので、ウエステンバーグの家一か所に絞って入りました。雨も降ってきたのでそこでお茶をして、途中で原田さんに出会ったり、ぶらぶらしたりして、夕飯にベトナム料理を食べて駅まで戻りました。
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『懇親会@女子部屋』
楽しかったです。
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4日目
 
  
『森野サンプル』
私はケーキを作りましたが、見た人がみんな目をそらす残念な出来上がりになってしまいました。私も自分で、自分にここまでデコレーションの才能がないのかとショックでした。思い起こせば幼稚園の絵を描く課題の時に、ケーキのデコレーションを描く課題があったのですが、その時も先生に注意された私ですが、隣の後藤君のデコレーションがとてもかわいかったのも相まって、ショックのあまりテンションが下がり気味でした…。ですが、生クリームを絞って一生懸命デコレーションをしたこと自体はとても楽しくて、良い体験になりました。大事にしたいと思います。
 
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『千房本店』
運ばれてきたお好み焼きにトッピングされた、宮本先生命名のマヨアートが素晴らしかったです。店員さんによってマヨアートのレパートリーが違うのもおもしろかったです。
おいしいお好み焼きを割引料金で食べることが出来て、お得な気分いっぱいでした。
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この後解散したのですが、私と原田さんは帰りの夜行バスまで時間があったので、神戸にもう一度向かいました。
私がウエステンバーグ館に折り畳み傘を忘れたがために…。
 
昨日とは違って早い時間に行ったので、同じ道を歩いていても雰囲気が違って楽しかったです。
ドレスとタキシードでウェディング用の写真を撮っているカップルを見かけ、道端でも、街自体がおしゃれな神戸だと絵になるものだなあ…と感動しました。
ウエステンバーグ館のお手洗いに入って、ここもおしゃれだ!かわいい!写真撮らなきゃ!とはしゃいだり、どこかで1位になったソフトクリームを味わったり、ロシアの雑貨屋さんに入ったり、モスクの礼拝を見学してお話を聞いたり、こじんまりしたカフェで深いトークを楽しんだり、充実した時間でした。
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カフェの店主さんからいただいたマドレーヌを手に、夜行バスに乗り込み、行きと違って帰りはぐっすり寝て東京駅に帰り、私のゼミ旅行は終了しました。

 

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